何故幼児の早期学習は逆効果なのか


早くにお受験を決め込んでいる親なら学習習慣をつけさせようと、
早くからお教室や塾へ知識を覚えさせたいと行動しがちですが、それはかなり!危険!です。

子供の成長はそれぞれの段階でそれぞれの意味を持ち、
3歳までの子供は知識を詰め込む前にもっと基本学習が必要です。
詳しく言うと、自立する為の日常の生活習慣だったり、人間としての社会常識だったり、
溢れる愛情で培われる豊かで優しい人格だったりします。

学習する事自体、人間の脳の活性化に繋がり、できる事なら一生コンスタントに続けて欲しい。
脳が活性化されると良く働くようになり、特に前頭葉が発達すると、
問題の解決策やトラブル対策も、素早く見つけ出す事ができるようになります。

では、どの段階で何を習えばより良い状態になるのか、
学習のステップを参考に、それぞれの内容を親子で実践して下さい。
大事なのは子供だけでなく、親もしくは代理の大人が一緒にやる事です。

教えたい内容をビデオや動画だけで流しても、子供は興味を持たない事が、
アメリカシアトルのワシントン大学教授であるパトリシア・クール博士の研究によって証明されている。
子供が興味を持って自ら取り組むようになるまで、大人の関わりが非常に大切である。




幼児の早期知識学習の危険性とは、

その①

一人ひとり生活リズムがまだ確立されていない乳幼児には、
その時々の体調、機嫌、眠たさが違うので、決められた時間に何かさせると言う事は、
それだけストレスの処理さえできない乳幼児に心身的なストレスを与える事とになり、
押し付けた学習よりも精神成長を妨げる結果の方が、よっぽど大きい。

その②

3歳どころか、5歳までの子供でさえ月齢の違いだけでも発育、発達に大きな差がある時期である。
そして、ミルクや食事でも少量を複数回与える事が多く、
本来ならば摂取した栄養を取り込むために一日の大半を眠って過ごす。
寝ている間に成長する子供が多くの刺激で睡眠時間を削られては、
体の成長に多かれ、少なかれ障害をもたらす事は否めない。
それが例え気づかないほど僅かでも、
その分将来の色んな可能性を縮めてしまっているかも知れないと言う事を、考えて欲しいものだ。

その③

発達に個人差の大きな時期に、特に第一子の場合、親は自覚しないまま、体格や言葉の数などで、
ついついよその子と比べてしまい、不安になったり、焦りを感じたりしがちである。
そうした親の気持ちは必ず日常の何らかの形で敏感な子供に感じ取られ、
楽しい筈の学習が逆にプレッシャーになってしまう。
そして、子供自身も未熟な精神に他人と比べての不安や月齢による発達の差を勘違いする事によって、
突拍子もない態度や行動で親にストレスを与え、悪循環のようになる恐れがある。

これらを踏まえて、幼児教育はお家で、子供のペースに合わせて、
ゆったりした気持ちでお母さんが一緒にやってあげる事を薦める。