日本では近代的に見られるようになった階段下スペースの有効活用、欧米では古くからあったらしいです。国土で言うと、日本の方が全然狭くて、先に有効活用すべきかと思っていましたが、平屋作りが多かったから、階段自体も歴史がそう長くないかも知れません。

    筆者がいままで見て来た周りの家は、階段下が殆ど封入された壁状態か、扉だけがある物置状態でしたので、これらの画像を見た時は、良い意味で驚きました。こんなにもおしゃれで、多くの用途があるんだって、目が覚めたような感覚に囚われました。

    我が家のリフォーム時の参考としたくて、気に入った画像だけを選びました。


    可愛らしいアーチ形をした、明るいワークスペースです。なるほど、壁側の階段は窓を開けられるメリットがあるので、採光もきちんとできます。ゆとりある空間でアンティークな家具、何と言うセンスでしょう。


    直線階段の下はかなりスペース的に余裕があり、SOHOができるレベルです。収納もたっぷり出来ます。階段との色を統一すれば、整然としたイメージがあって、レベルの高いワークスペースです。


    こんな階段ホール、正に男が好きな秘密基地的な匂いがします。収納もたっぷりできそうなので、SOHOとしても最高な条件ですね。憧れます。


    セミオープン的なワークスペース、囲い壁が少しあると、集中力が倍増します。ただ、光りが入り難いから、夜に勉強するタイプの方かパソコンメインなら、いいですよね。物を書く時に光がないと、あっと言う間視力が落ちます、これは筆者も経験済みですw


    収納たっぷりの整然としたワークスペースです。階段下を有効に利用するだけでなく、閉じこもらないのがいいですよね。大人でも子供でも使えます。


    こんな使い方、初めて見た気がします。検索して見ると、「読書nook」に該当するスペースです。nookとは、隅っこ、人目のつかない場所と言う意味があり、家のちょっとした隅っこで、一人になりたい時に、リラックスできる場所として、欧米の住宅ではとても人気があります。


    Nookと書いて、日本語はヌックと読みます。リラックス用や読書用だけでなく、こんな風に子供の遊び場としても最適です。住宅のインテリアとしても、すごくおしゃれですよ。階段下のスペース、子供には余裕の遊び場所です。


    割と新しい日本の新築住宅に取り入れられたヌックスタイルです、もう少し高くした小上がり風なら、筆者の心は鷲掴みされていました。ほんとにマルチに使いますね～階段下スペース。


    こちらが典型的な読書ヌックです。本が大好きな人には堪らない場所でしょう、リビングや部屋では親兄弟の干渉が入り易いが、階段下は集中ができて、理想的な読書スペースです。


    こんな使い方もツボです。ヌックとして使えるだけでなく、ティーテーブルがある事で、リラックスモードとコミュニケーションモードの切り替えができ、多目的スペースになります。


    この画像のように、直線的な階段下は大きな空間があり、そのままリビングの一部として取り込んだ使い方ができます。こんな素敵な階段下の使い方を見ると、我が家の階段下の壁にハンマーで叩きたくなりますw


    直線階段ではないですが、うまくリビングの一部として取り込んでいるレイアウトです。色のセンスから絵画まで、美しい空間を作っていますね、素敵です。


    リビングとして階段下を使うケースは結構多くて、特徴的なのは、手摺に拘っているパターンと階段側面をデコレーションするパターンがあります。現代的モダンスタイルの階段でも下の画像のように、手摺をネット状で個性を出しています。スペース利用だけでなく、インテリアの勉強にもなります。


    距離が近いと温かい雰囲気があります。家族が全員リラックスして、テレビを囲んで、話に花が咲く様子が、自然に浮かんで来ます。


    明るい清潔感のあるトイレですよ、階段の下にあるなんて、なんでいままで想像できなかったでしょう、確かに階段下のスペースは充分使えますよ。ただ、窓は絶対に欲しいですよね。


    光が漏れてきているので、この画像は多分左側に窓がありますね。階段の形状にもよりますが、トイレが目立たなくて、家の重要な面積を取らなくて、絶対にいいアイディアだと思います。


    階段下を収納にするのは一般的なので、クローゼットのように使う事も、ありますよね、毎日洗濯しないコートや上着とか、リビングに散らかしがちですので、掛けるところがある方がいいです。あれ？わんちゃんが階段下にいる？


    階段下に本気のドッグハウスですよ、おぉっと思いましたね。室内犬や猫のハウスも、階段下がぴったりと言う気がします。


    どうですか、自分専用のバーカウンター、外で飲んで酔っ払って、何をやらかすかわからないなら、家飲みの方が安心できます。


    センスがいいじゃないですか、おしゃれなカウンターです。ワインセらーもあるなんて、贅沢の極みです。お金が掛かる趣味ですので、奥さんは嫌がるかも知れません。


    壁向こうの部屋への通行口として、階段下のスペースを利用した例です。厚みがあって、重厚な住宅に向いてそうです。