日本の白川郷で有名な合掌造りを皆さんは知っていると思います。知らなくても、検索すればすぐその全容を知ることができるほど、周知されているコンテンツの一種です。

   その合掌造りと同じような歴史を辿ってきた、中世前の北欧で風雪に対応する三角ハウスがあります。アイキャッチの画像はその典型的はモデルで、正面からの見た目のまま、Aフレーム建築と呼ばれています。

   第二次世界大戦後、Aフレームキャビンとしてアメリカに伝わり、別荘としてリゾート地に多く作られ、やがて温暖な都市でもそのデザインが好まれ、近年ではairbnb等のSNSを通して、建築スタイルの一つとして、世界中で認められてきました。






   独特過ぎたデザインの為か、Aフレームハウスへの好き嫌いが大きく分かれています。ピラミッドを思い出して見てください、特に地球環境が大きく変化している現代において、Aフレームハウスは生き残り続けるし、そのデザインも生活スタイルも進化し続けるでしょう。

Aフレーム建築の特徴

① 重機がなくても建設できる施工性の高さ


② 三角の断面を全面的な開口にできる


③ 内部は柱や梁がなくてもいいので、大空間を確保できる


④ シンプルなトラス構造で重心が低く安定しているので災害に強い

❞https://again.lunaclear.com/

⑤ 全天候型住宅である故の住宅としての寿命確保


⑥ 換気の効率が良い

日本でも建てられるAフレームハウス


   三角は最も最初の図形であり、日常生活に取り入れるのは、人類の初期な知恵で十分可能なものです。歴史的にどの国がいつからAフレームハウス又は三角ハウス(呼び方は色々あります)を発祥させたかはあまり重要ではなく、機能とデザインさえ理解できれば、気になるのは自分でも建てられるかどうかですね。

   調べましたよ、関東地方ではないですが、ちゃんと見つけられました。

   Aフレームハウスの専門家で、Aフレームハウスに関するもっと詳しい情報があるかもしれません。何よりも専門家なので、疑問や質問をプロの立場から解決してくれるのが、頼もしいです。この会社が関わったプロジェクトもとても素敵でした、もちろん日本国内に建てられています。







   都会のど真ん中にAフレームハウスを建てたら、周りはどう見るかなw 古い家の改築の際には、ぜひAフレームハウスを考えてみたいです。なぜなら軒下換気で虫や小動物が潜り込むし、雨水がところどころに溜まって、木材が腐りかけているし、長年住んでるとわかる業者が言ってるほど、いわゆる木造はそんなに魅力的ではないですね~、Aフレームハウスならそんな問題もクリアできそうですね。

   毎年大きな台風や竜巻で屋根ごとを持っていかれる事が増えてますが、Aフレームハウスなら、そんなリスクも回避できそうです。

   画像をずっと探していると、好奇心と興味が止まらなくなるので、下記投稿にも画像が多く載せてますので、ぜひ読者のみなさんもお立ち寄りしてみてください。