百均でお買い物していると、兼ねてから噂のエアプランツが綺麗にディスプレイしていましたので、ちょっとのぞくだけのつもりでしたが・・・・・・衝動買いをしてしまいまいた。

    一時流行っていましたから、多分ネットに情報が沢山あるでしょうと言う安心感もあり、全くの素人ですが、取り敢えずデータ検索からやってみる事にしました。

    エアプランツとは、熱帯アメリカに広く分布する、パイナップル科の植物の一属です。特徴は土を必要としない事で、乾燥に強く、空気中の水分を吸収して育つ事から、エアプランツと呼ばれるようになりました。土に縛られないので、様々なアレンジを楽しめるのが魅力の一つです。




    春と秋は日当たりの良いところ、夏は日陰で管理します。強い直射日光と、水滴によるレンズ効果で葉焼けを起こし、エアプランツの葉の組織が破壊され変色し、復活不能となってしまいます。エアプランツも一般的な観葉植物を室内から室外に出すと同じように、葉焼けの恐れがあるから、10日ずつ徐々に日当たりの変化に慣らす必要があるようです。

    冬は屋内で5℃以下にならないように気を付けましょう。エアプランツ本来の生育環境は10℃~30℃です。

    あら~、意外と日本の気候に合ってないから、手間がかかりそうですね。と言うか、ひょっとして日本でエアプランツを育てるなら、ガラス容器の中で育てる方がいいのでは?確か保温状況が随分変わる筈です。あとで考える事にして、検索データの続きを見ましょう。



    エアプランツはちゃんと花を咲かせる見たいです。花の後に種ができ、子株もできます。エアプランツから出来た種はへご板に置いて水に浸ければ、1週間ほどで発芽します。種を付けた親株は1~2年ほどで枯れてしまうそうです。

    エアプランツの品種によっては、花が咲かなくても子株を良く付けるものがあります。ただ、成長はゆっくりと時間を掛け、親株になるまで数年かかるらしいです。それほど手間がかからないなら、何年掛かってもいいですよね、成長を発見した時の喜びも倍になると言うものです。超楽しみ~♪

    エアプランツが成長して親株となって、複数の子株が沢山群生する状態をクランプと言います。ついでに覚えて置きましょう。

    上の写真の様に、壁付けはなかなかのアイディアです!そのくらいの木板ならわざわざ買いに行かなくても、蒲鉾板を利用できそうですね~下の写真は空き缶かな、他の素材でも利用できそうです。砂と緑なら、背景に海や山の絵を描いて、芸術センスを高める事もできますw



    意外な素材と相性もいいですね、個性が光ります。エアプランツと言うんだから水やりはしなくてもいいでしょうか。これもググって見ました。

    空気中の水分を吸収すると言われるエアプランツですが、誤解してほったらかしにするとミイラ化するそうです。ひぇ~。植物であるからして水遣りは必要不可欠です。日本の気候において、週に1回霧吹きで水を遣り、梅雨時期と冬期を除き、月に1回ソーキングをすると良いでしょう。

    ソーキングとは、貯めた水にエアプランツを浸ける事です。そもそもソーキングが必要な環境はエアプランツにとって生育に適さない環境ですが、本来霧がたち込めるほどの湿度環境で自生するエアプランツを日本で育てるには、仕方がありません。ソーキングの時間は20~30分が目安です。長時間浸けるとエアプランツは窒息して腐り枯れてしまいます。
    水遣りの重要なポイント:夜に気孔を開くので、水遣りは昼ではなく、夜が適切です。



    うわぁ~まるで華道のようにエアプランツを扱ってますね、素敵です。

    日常の保管場所についての注意点があります。冷暖房機器の付近や風の強い場所は避けて下さい、乾燥でいつの間にかエアプランツがミイラ化してしまいます。 根っこが無くて軽いので、落下には気を付けて下さい、茎が外れやすいし、踏んでしまったりペットに蹂躙されたりで復活できない可能性が大きいのです。

    肥料について、花がついてから子株が2/3くらいまでに育つまで、市販の液肥で1000~2000倍に薄めて、月に1度霧吹きして置きましょう。

    子株は小さい時に親株から栄養を回して貰っているので、早くから子株を取ってしまうと、その子株は栄養吸収できずに枯れてしまいます。子株は親株の2/3位になるまで育てましょう。

    エアプランツの表面白く見える部分は表面に白い毛で覆われているからです。この白い毛をトリコームと言います。あれこれの情報と感想をごちゃ混ぜして書いたので、ここでエアプランツの日常管理方法を纏めて行きたいと思います。

● 春と秋は日当たりの良いところ、夏は日陰で管理する
● 暗い場所から急に強い直射日光に移動すると葉焼けし易い
● スプレーでの水やりは気孔が開く夜に、昼はレンズ効果で葉焼けする
● エアプランツの本来の生育環境は10~30℃、5℃以下は要注意
● 週に1回霧吹きで水を遣り、月に1回20~30分間ソーキングする
● 花がついて古株が2/3に育つまで月に1回1000~2000倍の液肥を噴霧

     余談ですが、エアプランツを中国語では「空气凤梨」と呼んでいます。直訳するとエアパイナップルですね~パイナップル科でしたね、はい。これで、エアプランツの知識をある程度ゲットしました。衝動買いした小さな株をしっかり育てていきたいと思います。