目的別にネーミングが異なるものの、突き詰めて行くと、同じような商品なんでしょうか？いずれもEMS若しくは電気振動＋温熱効果を使うものでした。確かに、マッサージ店へ行っても、先ずは温めてからマッサージをします。

    EMSは既にオムロンの治療器を持っていますので、腰の様な広範囲には、マッサージベルトと言う発想になった訳ですが、スリミングベルトはマッサージ機能を果たしてくれるのか、にしても、種類が多過ぎて、決め手がありません。

    アイキャッチ画像のスリミングベルトに着目したのは、このスリミングベルト、不思議に出品者毎に販売価格がかなり違って、約8001円～2750円のふり幅があります。スリミングベルトが腰痛に効くかどうかも、あやふやですが、価格差で、つい目を引いてしまいました。

    モデルチェンジして値段が違って来たのかと思えば、スリミングベルトの型番表示がなく、比較も出来ません。中国の販売業者で見かける、メーカー情報不明、型番不明、問い合わせ先不明、アフター不明と言う、売り逃げのスタイルです。

    そうなると、購入動機がかなり変わって来ます。中国独自製品を使い捨て覚悟で、どこまでの金額なら惜しまないのか、そんな思考になりました。

    そこで、このスリミングベルトの最低価格を各通販サイトで調べましたが、やはり一番安いのはAMAZONにありました。販売先が中国北京のFairmallであると、はっきり表示がありましたし、責任者の氏名も匿名やネットネームではなく、中国名でしたので、少し信用して見ようと思いました。もはやこう言った製品は殆どが中国製ですからね。（購入を検討している場合は、必ず最後までお読みください。）

    温泉へ行った時に、良くフットマサージで100円15分のサービスがありますよね、到着したスリミングベルトが不良品なら、AMAZONで10日以内の返品が出来ますし、不良でなければ、30回分、毎日使うとすれば、1ヵ月で元が取れるなら、買ってみてもいいかなと思ってしまいました。

    口コミもチェックして見ましたが、及第点と言ったところですか、このスリミングベルトを購入して1ヵ月経っても受け取っていないと言う人もいれば、迅速に対応して貰ったと評価した人もいました。中国業者の対応らしいですね、購入側の運の良し悪しに掛かってるようで、笑えます。それとも、良い口コミもサクラですか？う～ん。

サイズ：128cm ✕ 13cm

重量：800g

電源：AC100-240V（ユニバーサル電圧）

    このスリミングベルトの販売ページでは、これくらいしか読み取れませんでした。

    ポチっと買うのは簡単でした。スリミングベルトは在庫ありと言う表示でしたが、お届け日は購入日より20日以降の日付で、要するに注文が入ってから、メーカーへ発注を掛ける、それから発送を手配すると言う事です。

    気長に待つしかないかな、この金額で送料無料ですから、20日くらい待ってみる覚悟でした。ところが、8日後に、購入したスリミングベルトが到着しましたよぉ、意外と早かったかなと、運が良かったかなと･･････思ったところで、ここからこのスリミングベルトの衝撃が続くのでした。

    到着したスリミングベルトの梱包を開けると、エアパッキンの中にある商品に、目が点になりました。言葉で言い表すよりも、画像で見ましょう。

     初めての経験ですが、新品で買ったスリングショットの箱がすっごい状態ですよぉ。中古品を回して来てんのかって、考えたくなくても、考えてしまいます。これが、最低価格の理由なんでしょうか。中の商品がもう壊れてないか？ちなみに箱は全面がこのように、皺くちゃです。

    角も幾つか、このように潰れています。精密機器なら、中味がおじゃんですよね～。良くこんな状態で商品を送って来ますよね。エアーパッキンで包んでいたのに、これですよぉ～どんだけ？どんな輸送状態だったんでしょう･･････

    どうしましょう。このスリミングベルト、新品を買った気持ちにはなれないですよぉ～、このまま返品したいんですけど･･････。

    上記画像にある3点が内容物です。

・ベルト

・アダプター

・英語オンリーの取説

    日本ユーザー向けなのに、取説が英語オンリーとか･･････まぁ、読めるからいいとして、箱を見てからこれまで、既に満足ゲージが60%まで下がりました。

    取り敢えず、スリミングベルトの電源を挿して、スイッチを入れて見ましたが、これまたびっくり！すごい振動音がします、家族全員が驚いて寄って来ました。確かに、商品説明には低音や静穏など、一言も書いてませんが、これは･･････動画を撮って伝えましょう。

    スリミングベルトの駆動音がうるさい！騒音レベルにうるさい！腰が楽になる頃には、頭痛がしてきます。

    面白い事に、英文取説には、～し乍ら使えるシーンを描写していましたが、このスリミングベルト用アダプターのコードは全長約1.3mで、コンセントから1.3m範囲内を出られません。我が家はコンセントが多い方ですが、料理しながらも、掃除しながらも、寝ながらも、使えません。せいぜい、コンセントから1.3m以内の場所に椅子を置いて、読書しながらは使えそうですが、まぁ、この時代は端末で読書するので、1.3m以内で数十分動かないのは、無い事ですね。

    商品を購入する際、主に確認するのは、販売ページの情報ですが、実物を確認すると、全然嘘じゃん！と言うのは、あまりない経験でした。

    しかし、グローバル化？いやいや、AMAZONで誰でも出品できるようになってから、如何に他の国、特に中国からの販売業者がいい加減かを、知る事になります。今回のスリミングベルト販売ページの情報をハードコピーしてみましょう。

    販売ページの開示された情報と実際のスリミングベルトとの違いは以下です。④と⑤は販売ページの情報ではなく、実物を見ないとわからないことです。

① コントロールはリモコン付属なんて言うのは嘘です！ただのスイッチパネルです。

② オートモード＆マニュアルモードなんて言うのは嘘です！強弱スイッチのみです。

③ 最高の快適さもないですね～騒音が大きくて、TVの音も消されそうなくらいです。

④ 腰痛の場合は数十分マッサージが必要ですが、それだと騒音で頭痛がします。

⑤ 英文取説には「～し乍ら使える」とあるが、コードの長さは約1.3mしかないです。

    因みに4000～5000円台で販売されている同じスリミングベルトでも、画像を細かく確認しましたが、同じ製品でした。それぞれの販売者によって、それぞれの販売情報が異なりますが、何れも音の大きさ、コードの長さなどの記述はありませんでした。

    スリミングベルト到着後、まるまる2日間悩みましたが、結論として\2,750でも合わない商品と認識せざるを得ません。よって、返品手続きへ進みました。残念です。